サツマイモの保存方法をご紹介。適した温度や甘くなる方法とは?

 

サツマイモの収穫の時期!

小さいお子さんを持つ方は
幼稚園や保育園で
お芋堀りをしたりしますよね?

でも、

収穫したサツマイモを前に、

どうやって、食べようかしら、
長期保存はできるのかしら
と悩んでいる方も多いはず。

そこで、

サツマイモの
上手な保存方法
保存に適した温度
さらには、
甘くなる方法をご紹介します。

 

 

 

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サツマイモの保存方法とは?

 

 

サツマイモ保存する方法

決して、
難しくはないのですが、
知らないと、失敗することも!

保存方法のステップ1

まず、

収穫したサツマイモは
土がついたままで、
洗わずに、
日当たりと風通しのいいところで
半日から1日、
土が乾くまで天日干しします。

洗ってしまうと、
皮に傷がついてしまう事と、
水分が身に浸透して
保存には難しくなるので避けること!

天日干ししたサツマイモは
手で払うと、
簡単に土がとれてキレイになります。

 

保存方法のステップ2

そうしたら、
サツマイモをひとつひとつ新聞紙で
包みましょう。

この時、
サツマイモに傷がついていないかを
チェックします。

傷がついていると、
そこから、
全体に傷みがまわってしまうので、
保存には適しません。
傷ものサツマイモは早めに食べましょう。

新聞紙に包んだサツマイモは、
ダンボールにいれます。
ダンボールには、
タオルや新聞紙などを敷いておきます。
これは温度と湿度を一定に保つためです。

サツマイモを入れたら、
フタは軽く閉じる程度に。

サツマイモは植物でいうと、
「種」にあたるので、呼吸しています。

これを妨げてしまうと、
死んでしまい腐敗につながります。
通気性が大事なことを覚えておきましょう。

 

 

サツマイモの保存に適した温度とは?

 

サツマイモ
保存する時の温度は、
温度は
13~15度が適温とされています。

 

家庭では、なかなか、
室温13度を維持するのは、
なかなか、難しいのですが、

なるべく、温度の変化が少ない、
玄関先や廊下、床下収納など、
少しひんやりした場所で保存しましょう。

では、

冷蔵庫の野菜室はどうなのでしょうか?

野菜室は、
だいたい8度に設定されています。
サツマイモは10度以下に置かれると
残念ながら、死んで腐敗してしまうので、
野菜室はNGです。

これ、お忘れなく!

大失敗につながりますよ!

また、
温かい部屋の中では、
サツマイモが発芽してしまいます。

そうなると、身は栄養分として、
どんどん芽に吸収され、
食べるどころではなくなります。

家庭では、
乾燥したサツマイモを新聞紙で包み、
ダンボールに入れて、
冷暗所に置く、
というのが一番保存に適しています。

この方法だと、
1~3か月くらい保存が可能となります!

また、
湿度は
80~100%がよいとされています。

そのために、
タオルや新聞紙を
ダンボールの中に敷き詰めると良いでしょう。

 

 

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サツマイモは保存していると甘くなる?

 

サツマイモ
保存することで甘くなる

という話を聞いたことがあります。

ご存知でしたか?
収穫したてのサツマイモは
甘くありません!

今、紹介した方法で
最低でも2週間は保存すると、
サツマイモは追熟されて甘くなります。

2か月以上保存する!
つまり、
追熟させる!

ということをすると、
一層、甘味は強くなるのです。

これは保存することで
水分が飛んで、
味が凝縮されることと、
サツマイモのでんぷんが糖に変化する!

ということとなり、
収穫したてのサツマイモと比べると、
味・甘味の差がぐんとつくのです!

これ、
驚く事実ですよね!
私は、これを知った時はビックリ!

でした!

どうせなら、
甘くて美味しいサツマイモが
食べたいですよね。

 

サツマイモの保存方法のまとめ

 

サツマイモの甘さは、
酵素アミラーゼ
という成分のおかげです。

この酵素は長時間熱を加えると、
でんぷんを
ルトースという糖分に変化させます。

あつあつに焼いた石で
サツマイモを焼くには
1時間以上かかります。

だから、
石焼イモは、
あんなに甘くて美味しいんですね。

追熟したサツマイモで焼き芋を作れば、
石焼いも屋さん顔負けの甘さ!
になるでしょう!

美味しくないサツマイモも、
ゆっくり加熱すれば、
酵素アミラーゼのおかげで
それなりに甘くて美味しくなります。

家庭で美味しい焼き芋を作るには、
やはり、
ゆっくりと加熱するのがコツです。

最近は、
焼き芋用のアルミホイルも
販売されていますね。

オーブンで焼くなら、
竹串が通るまで約1時間。

トースターで作るなら
アルミホイルに包んで、
何度かスイッチを切り、
柔らかくなるまで焼きましょう。

また、
電子レンジの弱モードを使う
という手もあります。

濡らしたキッチンペーパーで
サツマイモ1本を包み、
最初は500wで2分間加熱。
全体を温める感じです。
その後、弱モードで20分間加熱。

弱モードは
解凍モードとされている場合もあります。

だいたい、
200wに設定されていますので、
約20分かけることで、
本格的な焼き芋ができたら嬉しいですね。

たくさん、掘ったサツマイモ。
正しいやり方で保存すれば、
追熟してより美味しくなります。

甘くて美味しいサツマイモを楽しんでくださいね。

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