暑い暑い夏!
暑さが続くと、
「暑気払いに行かないか?」
と誘われることがあると思います。
その「暑気払い」、
なんとなく、
響きや文字から察するに、
暑さを乗り切るために
行うイベントと思っている方も
多いと思います。
また、
「暑気払い」というだけで、
実態は、
ただの夏に行う飲み会なのでは
と考えている人も多いはずです。
そこで、
そんな曖昧な雰囲気の暑気払いの
開く時期は
いつ頃に開催するもの?
本来の意味は何なのか?
公な行事ではなく、
ただの飲み会なのではないのか?
なんてことを
ちょっと、まじめに調査しました。
暑気払いの時期はいつ頃なの?
暑気払いの時期はいつ頃?
その回答は、
「暑い時期!」というだけで、
明確には決まってないのが実態です。
とは言え、
暑い時期に行うのは
間違いないので、
だいたい、
6月下旬から9月上旬頃に
行うものであると言えます。
もし、
早過ぎず、
遅過ぎないタイミングで
暑気払いの最適な時期を
決定するならば、
二十四節気(にじゅうしせっき)
を参考にするのが良いでしょう。
- 夏至:6月21日頃
一年で一番昼が長い日 - 小暑:7月7日頃
梅雨明け間近で
これから本格的に暑くなる時期 - 大暑:7月23日頃
梅雨明けて最も暑い時期。 - 立秋:8月8日
暦上では一番暑い日で
この日を境に秋がはじまる - 処暑:8月23日頃
処暑は暑さが止む時期
あくまでも、
計画する際の目安や口実として
お役立てください。
でも、
いつ頃が暑気払いを開催するのに
おすすめな時期なのかを
知りたい方のために言いますと、
正直、
暑気払いを開催する時期は
実は、暑い時期なら
いつでも大丈夫なんです!
具体的なおすすめの時期は
と言うと、
だいたい、梅雨明けの時期
ではないでしょうか?
なので、
概ね、7月中旬から7月下旬です。
逆に、
それ以上、遅くなってしまうと
夏の暑さを
乗り切っている最中になるので、
暑気払いではなく、
夏の盛りの暑さを
避けるための納涼会に
なってしまうので注意しましょう。
ですが、
開催日の日付を決めるのには
微調整が
必要になると思いますので、
周りの人と
よく相談してから
日付を決めるのが良い思います。
暑気払いの意味、本来は、どういうこと?
暑気払いとは
どういった意味なのか?
どういった事をするのか?
について、
ご紹介したいと思います。
暑気払いとは、
その名の通り、
「暑さをうち払う」ために
体に溜まった熱気を
取り除くことをいいます。
そして、
「暑気」
という言葉が使われている様に
暑さや熱そのものに限らず、
弱った気を元に戻して
「元気」になろう!というわけです。
こういったことから
昔の本来の意味を確認すると、
お酒なども含めて良いのですが、
冷たいかき氷や、
夏野菜のスイカや胡瓜やゴーヤ
などを食べたりすること。
そして、
その他に
口にするもの以外には、
例えば、
枇杷湯(びわゆ)や桃湯(ももゆ)
などの薬湯やどくだみ湯、
そして、
行水や川遊びなどをするのが、
暑気払いと言われていたようです。
ですが、
現代では、
もっぱら、冷たいビールをあおる!
というような飲み会を開く事が
「暑気払い」
となってるようですね。
暑気払いという行事はただの飲み会じゃないの?
暑気払いとは
ちゃんとした行事で
ただの飲み会ではない!
のか?
先程も説明しましたが、
「暑気払い」とは、
暑い夏に
冷たい食べ物や
身体を冷やす効果のある物を
食べて、
体に溜まった熱気を取り除いて、
夏を打ち払うという意味です。
それが、
現代では、
夏場の暑さやストレスを
発散するために
美味しいものを食べて、
冷たい飲み物を飲み、
みんなで暑い夏を乗り越えよう!
という名目で開かれてますから、
飲み会ではありますが、
暑気払いと言っても良いようです。
暑気払いの時期のまとめ
暑気払いについて
ちょっと、まじめに調べました。
なので、
最後に、もう一度まとめるます。
- 暑気払いを
開催する時期は決まっていない - 本来の暑気払いの意味は
暑い夏に冷たい食べ物や
身体を冷やす効果のある漢方や
薬などで、
体に溜まった熱気を取り除き、
暑い夏を打ち払うという意味。 - 現在では、
暑気払いは飲み会の意味で
使われがちですが、
本来の意味とは違うけど、
現代版の暑気払いと言えそうです。
という事が分かりました。
暑気払い意味、知っていましたか?
別に、
暑気払いは飲み会だという捉え方でも
良いのですが、
暑気払いの意味を
改めて、
知っておくのも損はないと思います。
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