金魚すくいで取った金魚の寿命は短いの?長生きさせる育て方はないの?

 

 

 

夏と言えば、
思い浮かぶものの中に
お祭りがあります。

お祭りや縁日に出る屋台で
よく見るの金魚すくいです。

金魚すくいは、
とても楽しいですが、

せっかく、たくさん獲って、
家へ連れて帰っても、
すぐ、金魚が弱ってしまい、
天国に行っちゃったという経験が
あるのではないでしょうか?

ですが、
金魚は飼い方次第で
寿命以上に生きることがあります。

そこで、
金魚は寿命が短いのか?
そして、
金魚すくいで獲った金魚の
育て方も紹介します。

 

 

 

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金魚すくいで獲った金魚の寿命は短いって聞いたけど、ホント?

 

金魚すくい
獲った金魚寿命は短い!

これ、ホントなんでしょうか?

そもそも、
金魚はどれくらい、
生きるのかについてご説明します。

金魚の平均寿命は10~15年です!

 

な、長い!
と思いませんでした?

さらには、
長生きの金魚だと、
30年以上生きるとのこと!

驚き!ですね。

しかも、
ギネスでの最高記録は
な、なんと、
40年を超えるものもいるそうです!

ですが、
一般的な飼育環境だと
平均寿命は3~5年と言われています。

それでも、けっこう、生きますよね?

話を戻しますが、

本題の
金魚すくいで獲った金魚の寿命は
短いのかどうかですが、

結論から言うと、
短いという可能性は高いです。

そもそも、縁日に出される金魚は、

もともと、
売り物にならない金魚だったり、
弱っているものだったり、
奇形のものだったり、
エサ用のものであることが、

多いのです。

それに、
色んな人が
雑菌だらけの手を突っ込んで
金魚を追い掛け回すので、
傷がついていたり、
細菌に感染している場合もあります。

なので、
元気なように見えても
実は、必死に逃げ回っているだけで
かなり、
衰弱している可能性があるんです。

 

 

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金魚すくいでとった金魚の育て方をご紹介します。

 

金魚すくいで獲った金魚
もともと
弱っていることが多いので、

育て方が重要になってきます。

そこで、

10年以上、
元気に長生きさせるための
飼育方法を伝授しましょう。

もちろん、
もともと、弱い個体の子は
対処のしようがありませんが、

しかし、
それならば、
せめて、生きている間は
元気に泳がせてあげたいものです。

という気持ちを込めて、
そんな金魚の育て方をご紹介します。

金魚の育て方

① 仮住まい

本来は、
水槽や鉢で飼育したいですが、

予定無く持ち帰った際は
金魚の仮住まいを用意するのです。

この時、
できるだけ、
水がいっぱい入る容器を選びましょう。

少なくとも、
大きなペットボトル程度の水が
入る容器を選びましょう。

バケツやタライ、大きな食器、
ペットボトルを切ったものなどを
使用するといいでしょう。

② 住まいを洗う

仮住まいとなる容器は
必ずしっかりと洗っておきます。

汚れを落とすというよりかは
微量に
残っている洗剤などの薬品類を
ゼロにするのが大切です。

タライを洗った場合は風呂用洗剤、
バケツの場合は車用洗剤、
大きな食器は食器用洗剤などが
微量ながら、残っている場合があります。

もし、
ほんの少しでも洗剤が残っていると
薬品類がエラなどの器官に入り込んで
金魚があっという間に
天国に召されてしまいます。

つまり、
洗剤類は使わずに素手で洗うのです。

 

③ 泳がせるための水

金魚を
育てるためのバケツなどに
入れる「水」を用意します。

ですが、
この時に注意するのが
水道水を
そのまま、使わない!
ということです。

金魚を飼うには
水道水を
金魚が飼育できる状態にする
必要があるのです。

ポイントは、
温度を常温に合わせる事と
水道水から塩素を除去する事です。

これをしないと
1日~数日で
金魚が亡くなってしまうので
しっかりと作業を行いましょう。

※水温※

金魚は、
温度変化に弱い生き物ですので
数度でも温度が変わると
かなり、体力を消耗して
死んでしまうこともあるのです。

それを避けるためには、
用意する水は
常温でなくてはいけません。

要するに
お湯を混ぜて
金魚が入れられている袋の水と
大体同じ温度の水を作ります。

※カルキを除去する※

水道水に含まれる塩素!

水道水には消毒のために
塩素やカルキという
物質が含まれています。

これは、
金魚にとっては毒なんです。

なので、
通常は、2日以上汲み置きし、
魚用のカルキ抜きを使うことで
水道水のカルキを除去することが
出来ます。

ですが、
金魚すくいでとってきた金魚の場合
用意していないことが多いと思います。

そんな時は、
ビタミンCの飴によるカルキの
除去がオススメです。

ビタミンCには
カルキを中和する作用があります。

なので、飴1粒を
指で数秒間溶かして混ぜるだけで
カルキが無くなります。

飴は
コンビニやスーパーなどで
簡単に入手ができるのでおすすめです。

 

④ 水合わせ

魚というのは
水の環境が変わると
ショックを受けてしまう生き物なので
いきなり、ポチャンと水に入れると
ショックで死んでしまうことがあります。

なので、
そのショックを緩和するために
「水合わせ」という作業を行います。

 

※方法※
  1. 袋のまま、
    水槽に入れられた金魚を浮かべて
    水温に慣れさせる
  2. 水合わせが終わって、
    そっと
    水槽に浮かべてた金魚袋を開けて
  3. 金魚が自然と出るようにする
  4. 10分ほど、
    袋のまま浮かべることにより、
    袋の水が少しずつ飼育容器の
    水に変化していきます。
  5. 10分経過したら、
    金魚袋の水温が飼育容器の
    水温と同じになるので、
  6. 袋を空けて
    金魚が自分から慣れて
    出てきてくれるようにするのです。

要するに、
少しずつ新しい環境に
慣れさせるのが水合わせなんです。

熱帯魚の場合には
もっと、丁寧にしますが
金魚すくいの金魚なら
熱帯魚よりは
タフなのでこの程度でOKです。

 

⑤ エサは与えない

仮住まいは
水を浄化する装置もなく、
金魚を飼うには
水の量が少ないので
エサをあげてしまうと
水が大幅に汚くなり
金魚が苦しんでしまいます。

⑥ 飼育環境を整える

金魚の水槽の仮住まいは
あくまでも、仮住まいでしか無く
可能であれば、翌日、
少なくとも、
3日以内には新しい環境を用意する

(用意するもの)
水槽:

2~3匹ぐらい飼うなら
10L~15Lほどの水槽を
選ぶのが良いでしょう。

そして、
水槽は
直射日光のあたらない場所に
置いて下さい。

理由は、日光があたると
小さな水槽だと、
お湯になってしまいますし、
カーテン越しでも
日光が入ると、温度が上がり
金魚が水温変化による
ダメージを受けてしまいます。

フィルター

投げ込み式フィルター
というのは
水を循環させて
水を腐りにくくする装置です。

設置しない飼育方法もありますが、
小さな水槽だと
毎日、水換えしないと腐ってしまうので
通常はフィルターを設置して、
汚れにくくするのが一般的です。

安価なものであれば
浄化能力はほぼ同じなので
どれを選んでも構いません。

砂利とピンポンパール

砂利には
水を浄化する能力があって
水質悪化を防ぐ効果があります。

なので、必ず、入れましょう!

様々なタイプが売られていますが
予算や見た目の好みで
適当に選んでも問題ありません。

量は1cmほどの厚みで
敷ければ十分です。

使用の前には
しっかりと水洗いしてから
汚れやゴミを落として下さい。

十分洗っていないと
水がしばらく濁ってしまいます。

カルキ抜き

カルキ抜きは
水道水からカルキを除去します。

是非買っておきましょう。

数百円程度で何十回も使えて
すぐに溶けるのでとても便利です。

汲み置きした水を使う場合でも
トラブル時のために
備えとして、
持っておくのがオススメです。

エサ

金魚の飼育で
大切なのはエサです。

でも、

金魚のエサとして
売られているものであれば
大丈夫です。

ですが、
粒の場合は
大きいと食べられないので
フレークタイプが万能です。

⑦ 引っ越し

水合わせを行い、
仮住まいから水槽へ
引っ越しをします。

この時、
仮住まいの水は、
そのまま新しい水槽の水として、
利用し、ショックを軽減させましょう。

このときも、
水温は必ず合わせ、
袋や小さな容器を使って
お迎え時と同様に少しずつ
新しい水に慣れさせます。

⑧毎日のお世話

続いて
日々のお世話ですが、
金魚に必要なお世話は
「エサやり」、「水換え」!

この2つが基本です。

エサやりは1日1回が目安で
水換えは、
1~2周間に一度行います。

エサやりと水換えの注意点
エサやりの注意点

エサやりの基本は、
まず、食べ残さないように
与えることが第一です。

食べ残した場合、
エサは水を急速に悪化させて
水が腐ります。

特に、
飼い始めの金魚はビビって
食欲が落ちているので、
口に何度か入れば大丈夫です。

そして、
少しずつエサの量を
増やしてみて、
食べ切れる量を見極めます。

見極められるようになったら
満腹になる量より
7~8割程度が丁度良い量です。

水換えの注意点

水換えと言っても、
全部の水を
換えるわけではありません。

全部、換えてしまうと
バクテリアが死んでしまいます。

なので、
底に溜まった餌の残りかすや
フンなどをホースを使って
3分の1ほど、吸い上げます。

行う頻度は夏場なら週に1回、
冬場は2週間に1回ほど。

そして、
水を全部換えるという
全体の掃除は、
月に1度ほど行いましょう。

水換えのポイントは
温度をちゃんと合わせること。

もし、
温度が急激に変わってしまうと
ショックで最悪亡くなってしまいます。

この時に、
もちろん、カルキ抜きも
忘れずに行って下さい。

 

金魚すくいの金魚のまとめ

金魚すくいで
取ってきた金魚は
寿命が短いのか?

そして、
飼育方法をご紹介しました。

金魚は
飼い方次第で
意外と長生きしてくれます。

なので、
しっかりとお世話してあげてくださいね!

 

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