学校の給食で、
毎日出ていたこともあり、
日本人にとって、
なじみ深い『牛乳』。
牛乳には、カルシウムだけでなく、
タンパク質や脂質、
ビタミンにミネラルなど、
たくさんの栄養素が
バランス良く含まれています。
これらの栄養素を手軽に摂取できたり、
様々な料理に活用できることから、
どのご家庭の冷蔵庫にも、
最低、1本、1パックは
常備してあるのではないでしょうか?
ですが、
ついつい、
買いだめしすぎてしまったりして、
気がついたら、
一週間も賞味期限を過ぎてた!
なんて経験をされた方も多いはず。
そういう時って、
すぐに捨ててはいませんか?
もし、生ものだし、怖いから
捨てるようにしているというのであれば、
勿体ないです!
でも、
加熱すれば、良い!
ということでもないので、
さっそく、その理由などを
ご紹介しておきます。
注 目!
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「賞味期限は気になりますよね?生鮮食品の見分け方まとめました!」
牛乳の賞味期限が一週間過ぎたけど飲んだら危険?
牛乳の
賞味期限が一週間も
過ぎてる!
と驚く前に、整理しておきましょう。
賞味期限の意味
賞味期限とは、
食品そのものを
一番美味しく食べることが
できる期間を表しています。
期限が過ぎてからは、
品質は徐々に低下していきますが、
その日にちを1日でも過ぎたら、
飲食することができない、
ということではありません。
通常、
期限は1週間ほど余裕を持って
設定されていますので、
賞味期限切れの牛乳が
未開封であった場合は、
5日~7日ほど過ぎてしまっても、
飲むことができるとされています。
ただし、10℃以下の冷蔵庫で
保存してある場合に限りますので、
ご注意ください。
危ない度のチェックポイント
もし、開封した時に、
- いつもと違う匂いがする
- 分離していたり、
ブツブツしたものがある - 苦みや酸味がある
- 火にかけた時、
固まったり分離したりする
ということがあれば、
腐敗している可能性が高いので、
絶対に飲まないようにしてください。
たとえ、未開封であっても、
季節やその時の
保存方法によっても
変わってきますので、
できる限り、日数だけで
判断するのではなく、
自分の目や鼻で
確認することをおすすめいたします。
そして、
もう一つ、賞味期限についてですが、
開封したものは、
その時点から
賞味期限日が無効になるということです。
1度開封すると、
そこから、空気中の細菌が入り込み、
どんどんと劣化していきます。
牛乳は、周りの臭気を
吸収する性質を持っているため、
風味が急速に落ちていきますので、
開封したら、
遅くとも2日~3日以内には
飲み切るようにしましょう♪
牛乳の賞味期限が一週間過ぎても加熱すれば問題ないって本当?
では、
賞味期限を
一週間過ぎた牛乳を
加熱すれば問題ないでしょうか?
調べてみますと、
牛乳を加熱することで
傷んでいないかどうか、
チェックすることができるそうです。
加熱による危険度チェック手順
- まずは、
牛乳を鍋に移し、沸騰させます。 - その際に牛乳が固まったり、
分離した時は、
傷んでいる証拠なので
飲むのはあきらめましょう。
※傷んだ牛乳は加熱すると、
チーズのようなボロボロした
固形のようなものが出てきます。
ちゃんと、
加熱処理すると、
食中毒を防ぐのには有効です。
賞味期限が過ぎてしまっても、
痛んでいないことを確認できた牛乳は、
過熱して、
クリームシチューなどに
使うのもいいですね♪
注意ポイント!
牛乳は加熱したら、
賞味期限を過ぎても大丈夫!
ではなく、
加熱することで、
痛み具合がわかる!
ということですので、誤解しないように!
牛乳の賞味期限のまとめ
牛乳の賞味期限は、
冷蔵庫で保管して、
2、3日で飲んでしまうのが
メーカーの基準です。
賞味期限が
過ぎてしまった牛乳は、
傷んでないことを確認してから
加熱して利用しましょう。
白いぶつぶつが浮かんでいる!
黄色くなっている!
すっぱい臭い!
変な臭いがする!
なめてみて苦味や酸味を感じる!
ようなら、迷わず、捨ててください!
加熱する際は、
固まったり分離したりしなければ、
煮沸して使いましょう。
賞味期限が過ぎた牛乳は、
痛んでいないことを確認したら、
過熱して上手く利用したいものですね♪
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