赤ちゃんに
手作りの離乳食を用意するのは、
なかなか大変なもの。
そんな時の
強い味方がベビーフード!
赤ちゃんが食べやすいように、
柔らかく調理されており、
そのままか、
軽く温めるだけであげられます。
そんな便利なベビーフードの
使用頻度は
毎食はダメ?なんだろうか?
もし、
ベビーフードしか食べない時は
どうすれば?
という悩みに
先輩ママが答えます。ご参考に!
離乳食をベビーフードってダメなんでしょうか?
離乳食が
ベビーフードってはダメ?
かどうかは、
冷静に考えると、わかると思います。
でも、
毎食毎食、
離乳食として、
素材を柔らかく煮て、
つぶしたり、こしたりするのは、
なかなか大変な作業ですね。
なので、
働いているママや
料理がちょっと苦手なママにとって、
ベビーフードは、とても便利なもの。
栄養士さんが、
ちゃんと栄養が偏らないように
計算して作ってますし、
自分で作るには、
なかなか作れないレバーや鯛など、
バリエーションも豊富です。
また、パッケージに、
月齢が印刷してあるので、
その通り進めていけば、
離乳食がスムーズに行えますね。
ただし、やはり、
ベビーフードだけで、
赤ちゃんを育てるにはリスクがあります。
ベビーフードは
ペースト状や
柔らかい食感のものです。
それに慣れてしまうと、
噛む練習ができなくなり、
固いものが苦手になったり、
口を動かす練習をしないで育った子は
あごが小さくなってしまい、
歯並びが悪くなると言われています。
また、
割としっかりした味なので、
家庭の味に慣れるのが大変!
ママの料理を食べてくれなかったら、
大変ですよ!
ベビーフードを中心に
食べてきた赤ちゃんの4~5割が、
1歳を過ぎるころから、
遊び食べや偏食の傾向にあるという
調査報告もあります。
離乳食をベビーフードにするときの使用頻度は?気にしないで良い?
離乳食としての
ベビーフードの使用頻度。
まあ、
こういうものは多過ぎてはいけない!
というのは、何となく、わかりますよね。
先ほど、書いたように、
ベビーフードだけで育った子供は
偏食になりがちですし、
その後の調査では、
インスタント食品を
好んで食べる子どもの割合が
多くなったそうです。
どうしても、
味の濃いものが美味しいと
感じてしまうのでしょうか。
お料理が苦手なママに
育てられた子に多いのかもしれません。
食べないから、
作らなくなって、
そして、
インスタント食品へ
これ、まさに、負の連鎖です!
例えば、
忙しい朝だけ、
ベビーフードと
手作りの冷凍しておいたおかゆ。
仕事の後は、
疲れているからベビーフードで。
または、お出かけの時は
衛生的にも、
家から離乳食を持って行くのは
心配なので、
持ち運び便利なベビーフードを利用する。
そして、
それ以外は、
大人用の料理の味付け前の素材を
利用して離乳食を作る
ということを基本とするのが望ましいですね。
例えば、
大人用の料理の素材を
味噌汁の上澄みと、
一緒につぶして与えるとか、
余裕のある時に、
まとめ作りして冷凍しておくなど、
家庭の味を与えるようにします。
こんな使い方なら、
赤ちゃんもいろんな味を楽しめますね。
特にお出かけする時は
衛生面から瓶詰や
レトルトのベビーフードがおすすめです。
離乳食としてベビーフードしか食べない時はどうするの?
離乳食は
ベビーフードしか食べない!
なんてことになってしまっていたら、
どうしたらいいのでしょか?
1歳近くになっても、
どうしても、ベビーフードしか食べない。
そういう場合は、もしかしたら、
口を動かしてものを噛むという動作が
不慣れなのかもしれません。
離乳食初期から、
ずっと、
ペースト状のものしか食べてないと、
柔らかく煮た野菜などでさえ、
噛むことができないのです。
そんな時は、
まず、ベビーフードを減らしながら、
ママが美味しそうに
赤ちゃんの前で食事をしましょう。
その内、赤ちゃんもお腹は空くし、
ママの楽しそうなに食べる姿をみて
興味を持ち始めます。
そうしたら、
柔らかいものから、
少しずつあげてみてください。
少し遅めですが、
噛む練習、家庭の味に慣れる練習です。
そのうちベビーフードは食べなくなります。
離乳食とベビーフードのまとめ
離乳食初期から
3歳までが
味覚の基礎ができる時期です。
この時期に、
甘い、苦い、酸っぱい、辛い、旨味、
という味と、食感を体験させてあげましょう。
離乳食の目的は
最終的に大人と同じ食事が
できるようになることです。
大人が美味しいと思うものを
ちょっと柔らかくして、赤ちゃんにあげましょう。
南瓜やサツマイモの甘さ、
お肉の食感など、
世の中には美味しいものがいっぱいです。
たまには、
持ち運び便利なベビーフードも利用して
ママのストレスを回避しながら、
大人の食事を取り分けたり、
冷凍して作り置きするなどして、
楽しい離乳食の時期を乗り切りましょう。
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