レトルト食品と聞いたら、
何を思い出しますか?
カレーや
パスタソースは
王道ですね。
それ以外にも、
ハンバーグ、
ご飯・赤飯、ベビーフード、
栄養補給のウイダーインゼリーなど、
様々な
レトルト食品が発売されています。
簡単でお手軽なレトルトパウチ食品。
ストックしておくと便利ですが、
賞味期限や
消費期限は大丈夫ですか?
生鮮食品と違い、
しばらくは大丈夫ですが、
気がつくと、
かなり過ぎていた!
しかも、
常温での保存でなんだけど。。。
なんていうこともありますよね。
賞味期限が過ぎた場合の
レトルト食品は
食べても大丈夫なのでしょうか。
注 目!
☟他の加工食品なんかの賞味期限もまとめてます!☟
「賞味期限特集の第二弾は缶詰やレトルトやインスタントラーメンに乾物の巻!」
レトルトは賞味期限を過ぎたら捨てるべき?
レトルトの賞味期限が過ぎた!
と、
気が付いたら、どうします?
そもそも、
レトルト食品とは、
正式には、
レトルトパウチ食品ですが、
レトルト(加圧加熱殺菌装置)で作られ、
パウチ状またはトレー状の容器に
密閉して詰められた食品です。
軽量で扱いやすく、
缶詰と違って、
簡単に開けられて、
容器が捨てやすいという利点から
その消費量は年々増え続けています。
レトルト食品の一番の利点は、
インスタント食品と違い、
食品添加物・保存料が不要!
だということです。
加圧加熱殺菌装置により、
人に害を与える主要な菌は、
すべて殺菌されている上、
真空状態で保存されるので、
添加物や保存料の力を借りなくとも、
細菌の繁殖の危険性がないのです。
とくに、
レトルトのベビーフードは
赤ちゃんにとって、
安全安心な食品なんですね。
でも、
賞味期限を過ぎたらどうなのでしょう?
実は、
賞味期限とは、
その日付までは、
美味しく食べられます!
というメーカーの保証なので、
賞味期限を多少過ぎても
健康被害が出ることはありません。
急激に
菌が増殖するわけでもないのです。
ということなんです。ご安心ください!
レトルトは賞味期限は常温でも変わらない?
レトルトは賞味期限は常温!
つまり、
食器棚や引き出しに放置でOK?
なのか?
たいていのレトルト食品の
保存方法には
「直射日光・高温多湿を
避けて常温で保存してください」
と注意書きしてあります。
常温とは、
意外にも範囲が広く、
5度から35度されています。
真夏の室温でも、
常温の範囲なので、
直射日光を避けて、
食品棚や床下収納などで、
保存すれば大丈夫!ということ!
冷蔵庫に入れても入れなくても、
賞味期限は
変わらないというわけです。
そうしたら、
冷凍保存すれば、
賞味期限がぐーんと伸びるのでは?
と思ってしまいますが、
そうでもないようです。
衛生上、もともと、
無菌状態のレトルト食品を
マイナス18度以下で保存すれば、
理論上、何十年も保存できそうです。
しか~し!
中に入っている素材の食感が
かなり変わってきます。
もともと、
冷凍用に
調理されているわけではないので、
カレーのじゃがいもだったり、
パスタソースの肉類は
冷凍解凍されることで、
食感や風味がかなり落ちます。
つまり、
美味しくは食べられないのです。
レトルト食品は
注意書き通り、
常温で保存するのがいちばんです。
レトルトは賞味期限と消費期限の違いはある?
レトルトの賞味期限と消費期限。
これは、レトルトに限らず、
言えることなので、ご注意ください。
レトルト食品の賞味期限は
先ほど書いた通り、
メーカーが
美味しく食べられる期間を
保証したものです。
一方、
消費期限は
この日までに食べれば、
健康上問題がないという期限。
実は、
レトルト食品には
消費期限は書いてありませんが、
賞味期限の1.5倍が
消費期限とされています。
1年間の賞味期限なら、
1年半は
食べられるということになります。
この日を一日でも過ぎると、
傷むわけではありませんが、
赤ちゃんや高齢者には
消費期限を守って与えると安心です。
レトルトの賞味期限のまとめ
インスタント食品とレトルトのことを
一緒に考えてしまい、
添加物や保存料の
心配をしがちなレトルト食品。
意外にも、
安全安心な食品であることが
わかりましたね。
調理済みの食品が、
簡単に温めるだけで食べられて、
しかも、
保存料のリスクがないのなら、
もっと利用するといいでしょう。
また、自分の舌にあうレトルト食品を
いくつかストックしておくと、
災害時にも役立ちます。
缶詰とともに、
防災グッズに入れてある場合は、
賞味期限を確かめて、
その1.5倍の日付になるまでに
美味しく食べ切りましょう。
スーパーで、
どんなレトルト食品があるのか
見てみるのも楽しそうですね。
コメント