お中元は
お世話になっている方に
感謝の気持ちを込めて贈り、
そして、
暑中見舞いは、はがきを出して
近況報告をするものです。
そんな暑中見舞いや
お中元の違いや
両方贈ったほうがいいのか?
また、
贈るべき期間はいつ頃なのか?
などという疑問について、
詳しく、まとめておきます!
暑中見舞いとお中元の違いは?
暑中見舞いとお中元の違い!
真剣に考えてみると、
意外に答えられないかもです。
なので、
由来も含めて、
まとめておきます。
暑中見舞いとお中元の違いと由来
まず、
お中元
まず、お中元ですが、
お中元はもともと、
中国から来た文化なんですが、
夏の暑い時期に
お世話になっている人に
感謝の気持ちを込めて、
贈り物を持参したうえで、
挨拶に出向くという習慣から、
由来したと言われています。
一方、
暑中見舞い
暑中見舞いは
直接、挨拶に行くことが
出来ないため、
品物ではなく、
手紙を出すようになったことが
暑中見舞いのはじまり!
と言われています。
ですが、
どちらも、
贈る?送る?
という行為としては、同じですね。
暑中見舞いとお中元を両方とも贈るのはあり?なし?
暑中御見舞いとお中元を
両方とも、
贈って(送って)しまう!
という行為は、
失礼なことではないですが、
一般的には、
両方する必要はありません。
ですが、
厳密にいうと、
暑中見舞いとお中元の意味合いは
違う部分もあります。
なので、
贈ってはいけないと
いうわけではありません。
もし、
暑中見舞いとお中元を
両方贈る場合、
一番に考えるべきなのは
自分ではなく、
お中元や暑中見舞いを
受け取る側の方
の気持ちなんです。
お中元や暑中見舞いを
受け取った際のお礼は
一般的には
礼状や電話などで
することが多いはずです。
それが、
もし、
受け取った側が
お中元のお礼をしようとしている
ところに、
暑中見舞いが届いてしまう!
なんてことになってしまい、
受け取った側は
お礼を催促されているような気分に
なってしまうかもしれません。
なので、
両方を送りたい場合は
お中元と一緒に
暑中見舞いを同封したり、
とかではなく、
世の中には、
「暑中見舞い」という熨斗(のし)を
貼った品物を渡す場合もありなので、
品物の「暑中見舞い」
を送るという手もあります。
暑中見舞いとお中元の贈る期間はいつ頃?
暑中見舞いとお中元を
送るべき期間を
簡単にご説明します。
送る(贈る)べき期間
暑中見舞いを送るべき期間
暑さを見舞うという意味から、
暑さの厳しい梅雨明けから
お盆までと言われています。
具体的には、
小暑(7月7日頃)から
立秋(8月7日頃)の前日までの
約1ヶ月までとされていて
お中元の時期が終わった後に、
送るのが暑中見舞いです。
なので、
お中元のお礼を兼ねて
暑中見舞いを出すという人も
多いようです。
また、
お中元の時期に
品物を贈れなかった場合の
熨斗の表書きに「暑中御見舞」
として、
その品物自体を「暑中見舞い」
にするという場合もあり!
なんです。
お中元を贈るべき期間
次に、
お中元を贈る時期についてですが
地域によって、
だいぶ差があります。
北海道では
7月15日から8月15日
東北や関東地方では
7月初旬から7月15日まで
北陸地方は広い範囲では
7月初旬から7月15日まで。
そして、
九州地方では、
8月1日から8月15日まで
など、
地域でお中元を
贈る時期は差があるのです。
郷に入れば郷に従う
ということでしょうか。
暑中見舞いとお中元のまとめ
暑中見舞いと
お中元について
詳しく紹介しましたが
いかがでしたか?
最近は
携帯が普及してきているので
親戚や友人などには
暑中見舞いを出さずに、
電話などで済ませている方も
多いのではないでしょうか?
ですが、
目上の方や
上司などには
意味をしっかりと
意味を理解した上で
失礼のない様ににしたいものです。
最後にもう一度、
お中元と暑中見舞いについて
まとめると
(お中元)
由来
元々中国から
来た文化で夏の暑い時期に
お世話になっている人に
感謝の気持ちを
込めて贈り物を持参して
挨拶回りしたことが由来。
贈るもの
お中元には品物を贈る。
時期
贈る時期は地域によって異なる。
意味
贈る意味合いは
日頃お世話になっている方に
感謝の気持ちを表すもの。
(暑中見舞い)
由来
暑中見舞いは
直接、
挨拶に行くことが出来ないため
品物ではなく
手紙を出すように
なったことが由来。
贈るもの
ハガキを贈る。
意味
贈る意味合いは、
猛暑期の相手の健康を気遣うもの
時期
贈る時期は
小暑(7月7日頃)から
立秋(8月7日頃)の
前日までの約1ヶ月まで
とされていて
一般的には
お中元の時期が終わったあとに送る。
コメント