猫をモチーフとしたグッズでも、
可愛くて、人気のある肉球。
犬の肉球も素敵ですが、
猫の肉球が人気なのは
そのソフトで、
ぷにぷにとした手触りですね。
猫がぐっすりと寝ている時の肉球、
あまりにも、可愛くて、
つい触ってみたくなりますが、
あなたの猫ちゃんは
肉球を触らせてくれますか?
肉球を触ると、
嫌がる猫も多いですが、
そもそも、
触ってはいけない部分なのでしょうか。
役割も含め、猫の肉球について語ります。
猫の肉球を触ると嫌がるもの?
猫にとって、
肉球はとても大切な器官なので、
急に触ると、
びっくりして過剰反応してしまい、
嫌がるように見えるのです。
普段から、
身体を触らせてくれる猫なら、
リラックスしている時には
飼い主さんが肉球を触っても、
きっと嫌がらないはず。
日向ぼっこしていたり、
抱っこされて、
喉をゴロゴロ鳴らしている時は
猫がリラックスして機嫌のいい証拠。
こんな時を狙って触ってみるといいでしょう。
猫の肉球の触り方!嫌がられない方法は?
猫の肉球の触り方を伝授!
犬を飼ったことのある人なら、
わかるかもしれませんが、
犬の肉球は外を走り回るために、
皮膚が厚く固い触り心地です。
それに比べ、
猫の肉球は皮膚が薄く、
中に水を含んでいるように
プニプニっとしています。
猫の身体の中で、
一番積極的に触っておくべき所は
実は肉球と言われています。
小さい頃から
肉球を触る習慣をつけておくと、
まず、爪切りが楽にできますね。
これは、
飼い主も猫ちゃんも
お互いにストレスがたまりませんよね。
また、
肉球は猫の体調管理として、
触っておきたいものです。
肉球がいつもより熱く感じたら、
熱が上がっているのかもしれません。
猫の体温は肛門で、
獣医さんに計ってもらうしかないので、
飼い主さんが
肉球で熱の異常を早めに察知すると、
病気に気がつきやすいのです。
黒い肉球の猫は無理ですが、
ピンクの猫なら、
あまりにも白っぽい時は
貧血の疑いもあります。
また、あまりにも、
カサカサしているのも異常です。
猫の様子をみて、
元気がないようなら、
かかりつけの獣医さんに
相談するといいでしょう。
猫にとって肉球は
大切で敏感なところです。
外で飼っている猫なら、
傷がつきやすく、
どうしても固くなりがち。
肉球用ウェットシートで
汚れを落としてケアしてあげましょう。
家の中だけで飼っている場合でも、
暖房などで、空気が乾燥して
肉球もかさつきがちになります。
いつものプニプニ感がなくなったら、
肉球用のクリームで
保湿してあげてください。
猫の肉球の役割はなんのため?
猫にとって、
そんなに大切な肉球は
なんのためにあるのでしょうか?
その役割は何なんでしょう?
まずは、猫の習性からお話します。
猫はターゲットと決めた獲物に
音もなく近づき、
鋭い爪で一気に仕留めます。
近づくときに、
足音がしないように爪を中に入れて
柔らかい肉球で歩くのです。
また、
高いところから
忍者のように飛び降りる時も、
あの柔らかい肉球が
衝撃を緩和・吸収してくれます。
そして、
逆に
高いところに飛び乗る時は、
肉球にしっとりと汗をかかせ、
すべり止めのように使っているのです。
なんと、
口呼吸をしない猫は
肉球に汗をかくことで
体温調整を行うというわけです。
あと一つ、
肉球の役割は顔を洗うことです。
顔以外は柔らかい体を生かして、
ぺろぺろと毛づくろいできますが、
顔だけは舐められません。
なので、
猫は自分の肉球を舐めて湿らせ、
耳の裏から顔を綺麗にしているのです。
猫が顔を洗う仕草は
可愛くて見ていて飽きませんね。
猫の肉球のまとめ
寝ている猫の肉球を触ってみました。
最初は、
びっくりして、
手を引っ込めましたが、
優しくソフトに触ると
諦めたのか、
すんなりと触らせてくれました。
そのまま、軽くマッサージすると、
とても気持ちよさそうにして、
「もっとやって!」
とでもいうような表情でした。
猫にとって、
肉球は大切な部分だけに、
急に触られるとびっくりして、
手を引っ込めてしまいますが、
触られるのは満更でもないようです。
猫にも性格と個性があって、
どの猫も
触らせてくれるわけではないでしょうが、
まだ、
子猫を育てているのでしたら、
小さいうちから、
肉球マッサージなどで
猫との信頼関係を作るといいですね。
肉球だけでなく、
抱っこされたり、
身体を触らせてくれるようにしつけておくと、
猫の健康管理にも役立ちます。
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