菜の花とアブラナの違いは何?からし菜はどうなる?

 

季節が春になり、
河川敷を歩いている時に
黄色い花が
咲いていることがあります。

この黄色い花が
菜の花(なのはな)」です。

一般的に
菜の花と呼ばれていますが、
菜の花と呼ばれている花には
様々な種類があります。

アブラナ
からし菜

それとも、???

「菜の花」には
どの様な種類があるのかを
整理しておきましょう。

 

 

 

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菜の花とアブラナの違いって?知ってます?

 

 

菜の花
黄色い花を咲かせる
アブラナ科アブラナ属の
花の総称です。

なので、違いはない?

 

アブラナ属の花には、

  • アブラナ
  • セイヨウアブラナ
  • ブロッコリー
  • ケール

などがあります。

ブロッコリー

これは、
たいていの人は知ってるはず!
食卓で見ることがありますよね。

 

ケール

ケールは
苦いけど、健康に一番!という
青汁の原料として有名です。

 

アブラナ

アブラナは
まさに、油を搾るために
作られたアブラナ科の植物の
種類のひとつです。

この油が「菜種油」で、
炒め物や揚げ物、
ドレッシングの材料になっています。

 

河川敷に咲いている黄色い花は
ほとんどが、セイヨウアブラナ
セイヨウカラシナです。

 

ちなみに、
白い花を咲かせる大根の花は、
「白い菜の花」、
あるいは「大根の菜の花」と
呼ばれています。

菜の花の「菜」は食用の意味で、
菜の花とは
食用の花という意味になります。

菜の花は
花のことを言いますが、

若い蕾、葉、花茎が食用にされる
「菜花(なばな)」は、葉物野菜で、
4月中旬~下旬にかけて、
黄色い花をつけて、
油も取れる品種改良された野菜です。

花が咲く前に収穫し、
柔らかい茎と葉、
蕾の部分を味わう野菜です。

蕾のおいしさを味わう野菜なので、
花が咲いてしまうと茎が固くなり、
食感も風味も落ちてしまいます。

食べられない!
ということはないのですが、
購入後は、
できるだけ早く食べきったほうが
美味しさを味わえると思います。

食用の菜花には、
花茎、蕾、葉を利用する在来種と、
主に
花茎と葉を利用する西洋種があります。

大根や蕪(カブ)を収穫せずに
そのまま置いておくと、
とうが立ち、
大根は白い花、
蕪は黄色い花を咲かせます。

この蕪の変種が
野沢菜と言われています。
9月に播種し、
少し大きくなった間引菜を
お浸しや浅漬けにされます。

成長した地上部を
10月から12月にかけて収穫し、
主用途である野沢菜漬けにします。

翌春の雪解後に
残された根から芽が伸びるので、
これを収穫し、
野菜(とうたち菜)として利用されます。

β-カロチン
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
葉酸

カルシウム
カリウム
食物繊維

などの栄養素を
豊富にバランスよく含んでいます。

特にビタミンC、葉酸、鉄は
野菜の中では多く含んでいます。

 

 

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菜の花とアブラナとからし菜の関係を整理しておきましょう!

 

菜の花
アブラナとカラシナ(からし菜)は
同じアブラナ科アブラナ属の植物なので
似ていて見分けにくいのですが、
よく見ると違っていることがわかります。

 

アブラナ

4枚の花びらが
4方向に向いていて、
漢字の十の字の様についています。

茎から葉が出ている部分が
茎をぐるっと包むようについてます。

葉は幅広でくびれはない。

 

カラシナ

4枚の花びらが2枚ずつ寄り添って
2枚ずつで
向かい合うようについています。
大きさはやや小さめです。

 

葉が
茎から木の枝のようについています。

葉は
くびれが
大きいギザギザになっています。

古代に中国から渡来したもので、
葉にも種子にも辛(から)み成分があり
辛い菜という名前から来ています。

葉を利用したり、
肉質肥大した根や茎を利用したりと、
多くの栽培品種がある。

関西では「タカナ」と呼ぶことも
多いみたいですが、野菜の分類では
小型から中型のものをカラシナ類、
中型から
大型のものをタカナ類と呼んでいます。

からし菜として呼ばれている野菜は
外にもあります。

サラダからし菜
わさび菜

タカナに近いレッドリーフマスタードも
からし菜として流通しています。

からし菜はアブラナ同様、
栄養素を多く含んでいます。

特にβ-カロチン、葉酸、ビタミンC、
カリウム、カルシウムが多いです。

 

 

 

菜の花とアブラナのまとめ

 

 

菜の花とからし菜の違い・見分け方、
栄養素について説明しました。

葉のつき方、花びらのつき方が
違っていました。

栄養素はどちらも豊富ですが
からし菜は菜の花より辛みがあります。

どちらもお浸しがお勧めの食べ方です。

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