正月飾りは燃やすってホント?ほかの処分方法は?いつまで飾るもの?

 

年末からお正月にかけて
玄関やリビングを
彩ってくれた正月飾り

お正月が終わったら、
どうやって、
処分したらいいのでしょうか。

分別してゴミに出すべき?
それとも、
燃やすって本当でしょうか。

意外と知らないのは、
正月飾りは、いつまで飾るもので、
処分方法には、どんな方法があるのか。
なんてことですが、
もう悩まないように、まとめておきます!

 

 

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正月飾りは燃やすって聞いたけど、ホントですか?

 

 

正月飾り燃やすもの!
と、
聞いたけど、ホントなのか?
という話の前に、
整理しておきましょう。

玄関を飾る門松やしめ縄などは、
歳神様を
お迎えするために飾るものです。

たいてい、12月26~28日に飾り、
松の内までは、
そのまま飾っておくとされています。

地域によって違いますが、
一般的には、
松の内は1月7日まで。

でも、
関西では
3日や15日という地方もありますね。

いずれにしても、
松の内の朝、正月飾りを外し、
処分するというのが共通のようです。

その処分の仕方ですが、
正月飾りは
神様を迎える神聖なものなので、
粗末に扱うことは御法度です。

たいていは、
自宅が属する地域の氏神様の神社で
どんと焼き」や「お焚き上げ
という行事が行われ、
その際に、正月飾りも燃やすのです。

消防の方たちが見守るなか、
正月飾りをどんどん燃やし、
煙と共に神様が天にお帰りになると
信じられています。

この時、

書初めを一緒に燃やすと
字が上手くなるとか、

お餅を焼いて食べて
無病息災を祈るなど、

地域によって、
やることも違ったりします。

色々なやり方や信仰があるわけです。

でも、

正月飾りを燃やすとは、
自分で燃やすのではなく、
氏神様の神社で焼いてもらう
という意味であることには、
間違いないということです。

 

 

正月飾りの処分方法は他にどんな方法が?

 

正月飾り処分方法
どんと焼きなどで燃やす以外にも
存在します。

例えば、もし、

近くに氏神様の神社がない場合や、
どんと焼きに行けなかった場合、
どうしたらいいのでしょうか。

粗末に扱うのは、いけない!
ということなので、
当然ながら、
ゴミとしては、
出せないということでしょうか。

かと言って、
来年までお正月飾りを
取っておくわけにはいかないので、
そんな場合は、
ゴミとして出すことができます。

ただし、
ゴミ袋に入れて出すだけでは、NG!
なんです。

歳神様に
失礼にあたらないように
ちょっとした儀式が必要です。

 

ゴミ袋に入れて捨てる場合

まずは、
大きな紙か新聞紙を広げ、
正月飾りを並べます。

燃えるゴミとプラごみは分別し、
お清めの塩を準備し
左、右、中央の順に塩をかけて清めたら、
敷いていた紙で、正月飾り包み、
新しいビニール袋かゴミ袋に入れます。

そして、
ごみとして出す前に
歳神様に感謝の気持ちを
伝えてから出します。

ビニール袋の上から、
さらにお清めの塩をすると安心です。

 

 

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正月飾りっていつまで飾っておけばいいの?

 

正月飾りは、
いつまで飾るのか?
は、先ほど書きましたが、

正月飾りは
松の内の間は玄関やリビングで
歳神様を迎える役目として、
飾っておくのが基本です。

松の内は、
関東では、1月7日までです。

もともとは、
1月15日までが松の内でしたが、
七草粥を食べる7日が松の内
ということになったらしいです。

7日が
松の内になった理由には
諸説あります。

ただ、

鏡餅を食べる鏡開きの前に、
歳神様を天に帰そうという配慮から、
15日ではなく7日になったそうです。

ですから、
1月7日までは、
神様のために
お正月飾りは
そのままにしておきましょう。

 

 

正月飾りを燃やすのまとめ

 

正月飾りのような儀式にくわえ、、
クリスマスや
ハロウィーンなどのキリスト文化も、
取り入れているのが、
日本の面白いところですが、

お正月は、
先祖代々から
継承されてきた伝統であり、
日本人として、守るべきもので、
そこには、様々なしきたりがあったり、
ちょっと気を使わなくてはなりません。

家を守ってくれる歳神様のためや、
かまど神や水神様のために
正月飾りや鏡餅を飾るさけです。

日本の場合、
八百万の神様が、
八百万のことを守ってくださる
という考え方なのですね。

氏神様を
信仰するか、しないかではなく、
次の一年間を
気持ちよく過ごせるように、

お正月飾りは、
きちんと伝統に従って、飾り、
どんと焼きやお焚き上げで
ちゃんと処分するのが賢明です。

正月飾りなどは、
代々、
受け継がれてきた美しい信仰です。

自分が信じなくても、
次の世代に引き継ぐというのも、
日本人としての務めなのでしょう。

気持ちよく、
年末年始を過ごせるように
日本人として、
ちょっとだけ、
お正月飾りについて知っておくべきでしょう。、

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