四季折々の気候が特徴の日本。
冬は乾燥に頭を悩ませますが、
雨の多い時期になり、
今度は湿気対策が必要になりますね。
特に、
雨の日はムシムシするのに、
窓もあけることが出来ない!
でも、
エアコンに頼ってばかりでは
電気代が心配!
お手軽な方法で、
お部屋の湿度を下げる方法は
あるのでしょうか?
ありますよ!秘策をご紹介します!
雨の日の湿度は部屋でもスゴイ?
ただでさえ、
蒸し暑くなってくる時期、
雨の日の部屋の湿度って
どれくらいなのでしょうか?
雨が降らなくても、
梅雨の頃の湿度は78%にもなるそう。
70%を超えると蒸し暑く、
不快に感じ寝苦しくなってきます。
また、
湿度と温度の関係も
不快指数に関わってきます。
温度が高くなると、
空気中に水分を含みやすくなり、
気温の低い冬は、
雨が降っても水分を含むことが難しく、
逆に乾燥してしまうわけです。
日本では
気温が高くなり始めるころ、
梅雨になるため、雨が多くなり、
もの凄くたくさん水分を含んだ状態に
なってしまうのです。
しかも、
雨が降っている状態では
湿度が80~90%にもなります。
人間が快適に感じる湿度は
55~65%と言われているので、
これはもう不快指数100%!
また、
湿度が70%を超えると
カビやダニが急激に増え、
食中毒の危険も!
気温や湿度の高いこの時期は
カビにとっては絶好の繁殖時期!
カビの胞子を私たちが吸い込むと
アレルギーの原因になるほか
健康に重大な悪影響を及ぼします。
どうにかして、室内の
湿度を
下げる方法はないものでしょうか?
雨の日の湿度を下げる方法ってあるのかな?
うっとうしいこの時期、
湿度を下げることができ、
快適に
過ごす方法ってあるのでしょうか。
高性能な除湿器を買ってしまう!
なんていうのもありです。
エアコンの
除湿機能を使ってもいいですね。
ただ、気になるのが電気代!
機種によって違いはありますが、
除湿運転のほうが
冷房よりも電気代はかかるようです!
また、
梅雨の肌寒い日に、
エアコンを使うのは
抵抗がありますしね。
ここでは、
簡単な方法で湿度を下げて、
除湿する方法を考えてみます。
雨の降っていない日の湿度を下げる方法
二か所の窓を開けて
空気の通り道を作る、
窓の方に扇風機をかけて
風通りをよくするなどの
方法はあります。
これは、
とても有効な方法なので
覚えておきましょう。
雨が降っている時の湿度を下げる方法
窓は絶対に開けないこと。
雨による湿気が入ってしまいます。
同じ理由で、
バスルームのドアも、
もちろん閉めておきましょう。
窓が開けられない時に湿度を下げる方法
湿気を逃すために換気扇を回し、
換気扇から遠いところに
扇風機を
置いて換気扇の方に風を流すと
空気と一緒に水分も外に押し流されます。
こうすることで湿度がかなり下がります。
扇風機以外の簡単な湿度を下げる方法
新聞紙を使うこと。
新聞紙は表面に細かい凸凹が多く、
湿気を吸い取る力が
とても大きいのでおすすめです。
一度、
くしゃくしゃにしてから広げると
さらに湿気を吸いやすくなるので、
押し入れの中、
台所、
シンク下
などに入れておくと有効です。
部屋干しした洗濯物の下に
くしゃくしゃにした新聞紙を
置いておくだけで
早く乾くというのだからすごいですよね。
時々取り換えるのも忘れずに。
古紙を出すタイミングで
交換してもいいですね。
重曹を使う湿度を下げる方法
これは、
今では100円ショップでも手に入る
身近なアイテムです。
お掃除や台所にも役立つので
一度買ってみても損はないでしょう。
重曹は湿気を取る効果があります。
それに、
ニオイも一緒に取ってくれるので、
梅雨時期にはぴったり。
コップや瓶にたっぷり入れて、
空気に
触れさせておくのがポイントです。
湿気は下にたまるので、
低い場所に置いておくといいでしょう。
お好みのアロマを
一滴二滴たらしておくと、
さらに気分があがりますね。
重曹は湿気を含むと固まるので、
トイレのタンクに入れると
タンク内がピカピカになりますし、
また、
水で溶かしてスプレー容器に入れると
台所掃除に使えるなど
最後の最後まで役に立つ優れものです。
木炭で湿度を下げる方法
少し前に
ブームになって買ってみたけど
眠っているケースはないでしょうか。
木炭は除湿にも役立ちます。
湿気とニオイを取る
ポンプのような作用があるため、
湿気の多い時は水分を吸収し、
乾燥してくると湿気を吐き出すという
とてもお利口さんなグッズです。
さすがに、
昔から建築物に使われてきた素材です。
ぜひ湿気対策に利用してください。
効果が薄れてきたら、
天日干しするとすぐに戻るので、
何回も使えてエコですね!
ただ、
除湿能力でいうと重曹にはかないません。
部屋全体を除湿したいなら、
重曹が一押しです!
その場合、お掃除用に
キロ単位で売っている大容量の重曹を
買うといいでしょう。
これを大きめのビンに入れて
ガーゼやキッチンペーパーで
軽く蓋をしておきます。
先ほどいったように、
アロマオイルをたらしてもいいですが、
おすすめはハッカ油です。
爽やかな香りが、
梅雨のうっとおしさにぴったりですし、
何よりいいのが、
この頃から、
ちょろちょろ出てくる害虫防止になります。
ちなみに、
私は5月を過ぎたころに、
重曹、クエン酸、ハッカ油を
混ぜ合わせてキューブを作り、
台所や玄関、クローゼットなどに置いて、
湿気と害虫防止に役立てています。
雨の日の湿度のまとめ
新聞紙や
重曹、木炭など身近なもので、
梅雨時期の湿気対策になるなら
試してみる価値はありますよね。
しかも、
置いておくだけのお手軽手法。
今年の梅雨は、
湿度によるカビやダニなどの温床に
ならないよう早めに対策をして、
快適なお部屋で過ごしましょう!!
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