近親者が亡くなると、
49日間は忌中、
1年間は喪中となります。
一般的には、喪中の間は、
祝い事に参加することは
タブーとされていると聞きます。
じゃあ、
当然ですが、
忌中に飲み会に参加!
なんて、問題外!
なのでしょうか?
実際、
こういうことは
滅多にないですので、
いつかのために、
忌中の禁止事項も含め、まとめておきます。
忌中なのに飲み会に参加するのは非常識?
忌中なのに
飲み会に参加する
という行為は、
他人から見ると、
どう見えるのでしょう。
やはり、
忌中ですから、
故人に対して、
喪に服す必要がありますし、
どなたに不幸があったかによって、
飲み会に行く気分になれないことも
当然のごとく、あるわけです。
ちなみに、
忌中とは、
亡くなられてから、
49日までとされており、
故人を偲び、喪に服す時期ですから、
飲み会といった遊興的な宴会には
参加しない方がいいでしょうね。
まあ、
言わなきゃわからない
ということも言えるわけですが、
忌中の人が、
飲み会に参加していると、
他の参加者は、どう思うのでしょうか?
という他の参加者の気持ちも
配慮すべきでしょう。
ただ、
忌明けになると、
飲み会に
参加する人も、一般的には、
増えるようですので、
少なくとも、
忌が明けるまでは自粛すべきでしょう。
また、
忌が明けると、
今度は喪中という期間に入り、
一般的には、1年間続くことになりますが、
その喪中の1年間も、
喪に服す期間として、
飲み会、祝い事への参加を
自粛すべきかどうかは、
個人個人の判断で決めて下さいね。
忌中の飲み会の断り方はコレでよし。
忌中の場合、
飲み会の断り方は単に
「忌中なので欠席します」
と断らないように気をつけましょう。
もし、
その飲み会が、
会社の方との飲み会であれば
まずは、上司に相談しましょう。
やはり、忌明け後でも
気持ちの整理が
ついていないことが多いです。
その状態で飲み会に参加しても、
周りに
気をつかわせてしまう可能性があるため、
辞退したいと
いうことを
上司に相談するとよいでしょう。
また、
会社の取引先との飲み会であれば
代役を立ててもらえないか、
相談してみましょう。
代役が立てれない場合は、
顔だけ出して
「挨拶だけ済みましたら、
早めに切り上げさせてもらいます」
と事前に相談しておくといいです。
理由が理由なので、
「なんで飲み会に参加しないんだ」
と言われることはないはずです。
忌中の禁止事項は?何をしてはいけないの?
忌中の間は、
賛否両論あるかと思いますが、
故人の死の穢れがある時期であると
考えておいてください。
ですので、
結婚式や飲み会などの祝い事に
参加することはタブーとされています。
また、逆に自分が結婚する側で
招待する人が忌中と分かっていれば、
招待しないように気を使うことも必要です。
また、
日本はお正月には年賀状を送りますよね。
年賀状も祝い事とされており、
11月ごろには
喪中はがきを出しておきましょう。
忌中の際は、
神社への参拝やお祭りなどに行くことも
控えましょう。
神棚が、
お家にある場合は、神棚に白紙をかけて、
お参りしないようにしなければいけません。
もちろん、
忌中の期間に
初詣にいくこともタブーです。
神社が、
なぜ、タブーとされているのかというと、
神道では死は
「穢れ」とされているからです。
ですので、
忌中は自分の身に穢れを
持っている状態のため、
神様に穢れを持って、
行ってしまうことになるのです。
忌中の間は
自分の気力も削がれてしまい、
エネルギーがない状態となっています。
ですので、
忌中の間に気力をためて、
気力が回復してから参拝されることを
おススメします。
よく、
忌中でも鳥居をくぐらなければ、
OKだという人もいますが、
それは間違いです。
鳥居をくぐらないということは
神社内に入らないという意味です。
ちなみに、
お寺は
死を穢れだとは考えていないため
参拝することが可能です。
ちなみに、喪中の範囲などは、
下記をご参照ください。
↓ ↓ ↓
「喪中の範囲は祖父も?」
忌中の禁止事項まとめ
忌中の際は、
基本的に祝い事には参加しないという
ことを忘れないようにしましょう。
忌中でお断りをすることは、
悪いことではありません。
むしろ、
マナーを
よく知っているなと感心されるでしょう。
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