暑い季節だけでなく、
今では、
一年中、食べられるアイス。
でも、
「アイスはないか？」
と、冷凍庫を探して、
冷凍食品の下に埋もれたアイスを
発見するってことないですか？
そういう時、
「よし、食べよう！」と思うと同時に、
「このアイスは、いつの？」と悩みます。
アイスにも賞味期限があるのか？
家庭用冷凍庫で保管してたり、
食べかけだったら、どうなんだ？
なんて思ったりするので、
調べてみました！ご参考にどうぞ！
アイスに賞味期限はあるの？
アイスに賞味期限はあるのか？
ありませ～ん！
たくさんの糖分が
使われているアイスは
基本的に冷凍保存されるため、
雑菌の増殖や
品質の低下する危険性がありません。
だから、
1年前のアイスでも
腐ることなく食べられるのです。
では同じく、
冷凍食品はどうでしょうか？
餃子やうどん、
お弁当のおかずなどの冷凍食品も
冷凍した状態なら、
いつまでも食べられるのでしょうか？
少し、思い浮かべてください。
冷凍食品はアイスと違い、
完全に密閉されてはいるものの
空気に触れているものもありますよね。
それに、
油で加工されている食品は
どうしても酸化してしまします。
だから、
アイスと違い、
冷凍食品には、
賞味期限や消費期限が
設けられているのです。
アイスの賞味期限は家庭用冷凍庫でも問題ない？
アイスの賞味期限は
家庭用冷凍庫でも、問題ないのか？！
というと、
JAS規格で、
家庭用冷凍庫は
マイナス20度以下に設定できることが
義務付けられているので、
アイスの
冷凍保存に適したマイナス18度を
基本的には、クリアしています。
ただ、業務用の冷凍庫と違い、
家庭用冷凍庫は小さくて、
開け閉めの回数も多いので、
どうしても、
温度が一定に保ちにくいものです。
ドア開閉式の冷凍庫ならドアポケット、
引き出しタイプの冷凍庫なら上の段は、
どうしても、温度が高くなりがち。
すぐに、食べる場合なら
問題ありませんが、
しばらく、食べないなら、
アイスは奥の方の
冷凍温度に変化がないところに
おいて保存しましょう。
アイスの賞味期限は食べかけだったら関係なくなる？
アイスの
賞味期限は食べかけ
だったら、
冷凍していても、ダメなのか？！
つまり、
冷凍庫から一度取り出して、
食べてしまったアイスはどうでしょうか？
アイスの食べごろは、
マイナス5～10度と言われています。
冷凍庫から出したてのアイスは、
木のスプーンなら、
折れてしまいそうなほど
カチコチに凍っていますね。
でも、
マイナス5度まで
温度の上がったアイスは、
溶けてしまったところは、
氷状になり、
シャキシャキしてしまったり、
カップとアイスの間の空間に
霜が付いて、
風味が落ちてしまう事があります。
要するに、
買った時と同様な美味しさでは
保存できないと考えるといいでしょう。
大きなアイスを買った時は、
食べた後、
なるべく平らにして表面積を少なくし、
ラップをぴたりと付けてから
フタをすると、
風味の変化が最小限に抑えられます。
一度、
開封したり、
食べかけのアイスは、
衛生上の問題はなく、
ずっと冷凍保存できますが、
味、風味の観点からいうと、
1か月以内に食べた方が
美味しいとされています。
アイスの賞味期限のまとめ
アイスに賞味期限がないのは、
糖分が多いことに加え、
マイナス18度以下という保存状態が
細菌類を繁殖させる危険性
がないためなのですね。
ハーゲンダッツのように、
アイスにピタッと
フタがついているタイプは
開封前なら、
霜がつく恐れがないので、
いつまでも美味しく食べられそうですが、
ピノのように、
空気に触れた状態のアイスは
1年くらい冷凍庫に
置きっぱなしにした結果、
ビニール袋を破き、
紙の箱を開けると、
ピノに霜がギッシリついていて、
冷凍庫臭くて、
食べられなかったという話もあります。
冷凍庫は、
その他にいろいろな食品が
納められていて、
とてもニオイのつきやすい場所です。
乳製品のアイスは
ニオイが移りやすい性質があります。
味と香りを楽しむ食品に
冷凍臭は好ましくありませんね。
アイスの大手メーカーロッテでも、
未開封のアイスでも
長期間冷凍庫に置いたままだ
と風味が落ちるので、
購入後はなるべく早く、
食べることを推奨しています。
アイスは美味しいうちに食べましょう！
もし、保存するなら
家族に見つからないように
奥の方にしまっておくと、
アイスのためにもいいことなんですよ。
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